| ２００３年７月・８月 例会報告 |
| ７月１１日 |
| 日時 ７月１１日（金）１９：００～２１：３０ 場所 惣開公民館 参加者 戸井・武藤・友安・一色・藤縄 ・山﨑・渡邊・西原・石川・吉岡（１０名） 【模擬授業】 １ 藤縄「漢字・フラッシュカード」 ○ 動物・植物・鳥の漢字 ・ 縦長のカードは、めくりにくく、テンポが悪い。 ・ カードの出し方に、いろんな技がある。 ２ 武藤「ノートスキル」 ○ ３年算数 ・・・向山型算数四国上陸講座用 ・ ５分なので、日付、ページの指導の部分はいらない。できているものとして、本題に入る方がいい。 ・ 計算スキルの指導５分、ノートスキルの指導５分啓１０分の模擬授業である。 ・ 「えー」など、余分な言葉、意味不明な言葉を使わない。 ・ ノートの右側ページの印刷を鮮明に。 ※ このノートスキルの間違い「２９÷３＝８あまり５ ではなく、９あまり２」に気づいた石川先生（？）、すごい！ ３ 渡邊「英会話」・・・総合同好会用 ○ 体の部分を表す言葉 ・ 自作のフラッシュカードを利用。 ・ フラッシュカードで、単語を押さえた後、“Whaｔ’s this？”、はえたたきゲーム、そして、ふくわらいゲームと、いい組み立てである。 ・ “Whaｔ’s this？”の答えが“It’s eyes？”などのように、複数型になるのは、確かにおかしい。 ４ 山崎「アルバムをつくろう」 ○ １年国語・・・ 「二百四十の瞳」合宿用 ・ 使っている写真と作文が合っていない。 ・ 授業の内容が複雑なので、どれをメインにするか検討すべき。 ・ インタビューの質問と答えに整合性がないものがある。 ・ パワーポイントの画面の作り方にも、配慮が必要。 ５ 戸井「食の授業」・・・TOSSサマーセミナー用 ○ アメリカの小麦戦略と日本の食生活 ・ 「アメリカの小麦戦略が日本の食生活を狂わせたことを知り、日本人に合った食生活を取り戻そう」ということであるが、内容が盛りだくさんなので、ポイントを絞ったものにすべきでは。 |
| ７月２６日 |
| 日時 ７月２６日（土）１９：３０～２１：３０ 場所 惣開公民館 参加者 戸井・武藤・友安・一色・藤縄・山﨑・渡邊・西原・石川・吉岡・吉岡 貴・高橋（１２名） 【模擬授業】 １ 武藤「時刻と時間」 ○ ３年算数 １０進法から６０進法になることによる児童のつまずきが多かったという事実 からシンプルな図だけで組み立てた実践。あえて時計の図をはずしていたけれ ど、視覚的にも使った方がよかったのでは。 ２ 友安 ダイアローグ６６選を活用した英会話の授業 ○ 英会話 ８／１９英会話講座に向けて 毎回やるたびに発音がうまくなっている。さらに、児童役の教師たちがつまっ たときのフォローがとても自然でうまい。台本にないトラブルへの対応の仕方は 見習いたい。英会話塾の先生も来られていた中で、正しい発音も学びながらの授 業となった。 ３ 吉岡「難問良問一問選択システム」 ○ 算数低学年 算数セミナーはとても衝撃的だった。自分にとってすばらしい学びの場になっ た。そこで学んだ難問選択の正しいやり方を追試した。二問目を間違って０点に なっても、また正解なら１００点になることを確認した。 ４ 山崎「インタビューをしよう」・・・「二百四十の瞳」合宿IN小豆島用 ○ １年国語 「アルバムを作ろう」 自作の作文の書き方サイトを使った授業。新しい題材でサイトを組み立て、流 れも以前よりすっきりとわかりやすくなった。 ５ 戸井「食の授業」・・・TOSSサマーセミナー用 ○ アメリカの小麦戦略と日本の食生活 サイトの完成度が高まってきた。戦後のパン食の普及によって米離れがいっそ う進んでしまったが、日本の風土にあった食生活を見直すべきという主張に絞ら れてきた。 ６ 渡邊 「ほ」練習 ○ １年国語 文字の練習 「いーち、にピタ、さんピタ、よんクルピタ」というかけ声で書いていく指書 きなぞり書きがオリジナリティーにあふれていて、とてもわかりやすいと思っ た。赤ネコスキルが不採用になってのプリント教材の使い方を開発。 ７ 一色 「分数のかけ算」 ○ ６年算数 向山型算数セミナー木村氏の追試 木村氏は分数の問題を時計の絵を使っていとも簡単に説明し、頭にすっと入っ てきた感じがしたが、今回あらためて追試を受けたときはわかりにくかった。微 細な技術・語りの違いを学ぶには、セミナー後すぐのこのような追試は価値があ ると思った。 |
| ８月８日 |
| 惣開公民館 出席順 武藤 藤縄 高橋 渡邊 戸井 山崎 一色 友安 この日は、ビデオ視聴による研修を行いました。 ①４年生わり算 向山先生の模擬授業を見て「最初の１分間で何をしたか再現してみ よう」という課題で行いました。 ②陰山先生のビデオ ①のようにすぐれた先生の実践，生ではないけどみんなで見て研究するのは価値があ りますね。 また、いつでもビデオデッキ持って行きます。 １ 模擬授業 ①武藤 道徳 りょうちゃん（星加良司さん） ９月１７日全校研の授業の中の１部分 ・語りの言葉が多い 「しかし」「そう言えば」を削ればスムーズになる ・体験（足立）とビデオ視聴とを分けて行ってはどうか ＊先に授業された渡邊先生から 指導案について→大学受験のところは低学年には難しいので、カットして平仮名習得 の場面等を取り上げた。 （３年生でもそうかもしれません） ②山崎先生 国語 いくたびも雪の深さを尋ねけり（子規） ＭＬ上で出された指導案の通りに展開された。 ・流れはよい。 ・第５発問「この句は明るい句ですか、暗い句ですか。そのわけも書きな さい。」をさせた後、討論まではしないのか。 ＊向山型国語松山講座での伴先生のコメントは、討論ではなく、「ここは自由に考え を述べさせたら よい。」だったかと思います。 ③戸井先生 総合（食） 牛乳はカルシウムを補うのに適した食品ではない 【夢の旅路in高知 模擬授業用】 ・ＪＶＥトークライン５月号で向山先生と対談していた新谷弘実先生の本を参考資料 に作られている。 戦後からか文部省の政策として学校給食には牛乳を出すことになり、現在も予算が継 続されている。 そためか、日本人には牛乳信仰が定着している（というような話を私は聞いてきまし た。） が、この授業にある資料を見ればカルシウムを補える食品は他にいろいろあり、牛乳 が必ずしも日本人に適した食品でないということがわかる。 ・この授業で、食生活の改善につながればいい （いらんことですが、先生方の牛乳信仰も甚だしく，栄養士の先生は何も言わないの に、片付け時に給食室前に立って「牛乳残したらいかんがね。」などと自分のクラス 以外の子どもにまで押しつけている事実があります。） ④高橋先生 英語 読み聞かせ 【１９日 総合学習研修会 模擬授業用】 高橋先生は、２回目の参加でしょうか。なのに模擬授業されてすごいです。 しかも、上記研修会発表用のものです。 ・発音はすごく上手 さすがプロと思わせるものがある ・変化のある繰り返しで，楽しい読み聞かせ教材である ・読み聞かせが主だったので，やや一方的にも思えた ・読み聞かせは会話とは違うもの。小学校の会話には何が求められているか。 ・読み聞かせの中で対話の練習ができるのでは。 等様々な意見が出た。新しい取り組みであり，貴重な提案であった。 ＊岡山で大森先生から、「これは何ですか」「・・・です。」というような会話は 日常的にはほとんどないというお話があった。高橋先生もそのことを言っておられ た。（いただきます、いってきますはどういうのか？） （「いただきます」に当たる英語表現はない。文化の違いか？ 「いってきます」は Im going now.状況に応じて Good-bye. See you later. 因みに「いってらしゃ い」はHave a good day. 小学館和英辞典） 岡山では、子どもの会話は例えば「昨日何した？」「今日何する？」というような過 去形または未来形のものが多い。 年度が変わったら、そのように移行していかねばならないというようなことも聞きま した。（文責：武藤） ⑤藤縄先生 道徳 命について考える ・「生命判断器によって残りの寿命を知りたいか」という導入があった ・塩谷さんという１００歳まで元気に生きているお医者さん １０歳までしか生きられなかった少女 を対比させる試みがあった。 ・教材研究はよくできていた ・どちらかにしぼって授業するとねらいもはっきりしてくるのではないか ・パワーポイントに出てくる言葉を読むのではなく，感動的なところは先生が語り聞 かせるとよい 「命」という大切なテーマがもとになっています。ぜひ授業を完成させて欲しいで す。 ２ ビデオ視聴による研修 先に書いたとおりです。 |
| ８月３０日 |