『ペットボトルのリサイクル』

〜 中・高学年用 〜

 TOSS長崎・大村サークル 久保宏行

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 粉砕したペットボトルの破片をビンに入れたものを見せる。

発問1 これは何だと思いますか。
     ちょっと触ってみてごらん。何だと思いますか。

  ・プラスチック
  ・ガラスの破片   などが発表が考えられる。

説明1 これはペットボトルの破片です。
     ペットボトルをリサイクルするためには、ここまで砕かなければならないのです。

 実際に何人かの子たちに触らせて感想を聞く。

説明2 私たちが住む町のペットボトル回収についてみてみましょう。
     回収されたペットボトルは清掃センターに集められます。(写真)

発問2 作業員の方がいます。(写真)
     何をしていると思いますか。

説明3 集められたペットボトルを手作業で分別し、ラベルをはいでいるのです。
     このような状態にしなければなりません。(写真)

説明4 このような工程でペットボトルはリサイクルされます。(工程図)

説明5 1回の回収で集められたペットボトルです。(写真)
     トラック5台分。
     わずか数人の作業員でラベルはぎは到底できません。

発問3 ラベルを外すことができなかったペットボトルはどうなると思いますか。

説明6 最終的に燃やされるそうです。

説明7 焼却のコストを見ていきましょう。(図)
     可燃ゴミとして燃やせば1本あたり約1.8円になります。

発問4 ではリサイクルできなかったものを燃やすと、どれくらいのお金がかかると思いますか。

説明8 なんと約27.8円もかかってしまうのです。

説明9 では逆にペットボトルを新たに作ったときのコストを見てみましょう。(図)
     1トンのペットボトルを作るのに使う石油の量は約2トンです。

発問5 リサイクルして作ると、何トンの石油が必要でしょうか。

説明10 なんと3.5トンも必要になるんですね。

説明11 私たちの町の取り組みは、本当にこれでいいのでしょうか。
      もっと調べていく必要がありますね。