2009年11月20日18時9分
記者会見で、言葉を詰まらせる溝畑社長
J1大分の溝畑宏社長が20日、大分市内で記者会見し、経営と成績不振の責任をとって辞意を表明した。シーズン終了と同時に退き、皇甫官(ファン・ボカン)副社長が社長代行を務める。溝畑社長は「新しい風を起こすことがチームの発展になると思った。けじめをつける時期と思い、退任することにした」と話した。
すでに来季のJ2降格が決まっている大分は、スポンサー離れのため資金繰りが深刻化。Jリーグに公式試合安定開催基金からの融資を申請し、最大6億円の借り受けが認められ、経営陣の刷新を求められていた。