この時期になると気になることがある。繁華街や商店などに飾り付けられるLED(発光ダイオード)のイルミネーションだ。
最近は一般民家でもまばゆいほどにイルミネーションが飾り付けられている。すっかり風物詩として定着しているように思う。でも、使われる電力は膨大なものだろう。「地球温暖化防止に良くない、けしからん」などと、やぼなことは言わない。でも、苦笑したのは、太陽光発電パネルを付け、一方で春になってもずっとイルミネーションを輝かせている家を見つけた時だ。まさにこっけいな様だ。(隆)
毎日新聞 2009年11月19日 地方版