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最終更新:2009年11月18日(水) 12時35分

八ッ場ダム・ヒ素未公表、国会で追及

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 群馬県・八ツ場ダム周辺で環境基準を超えるヒ素が検出されたにも関わらず、国土交通省が公表していなかった問題で、公表しなかったのは、調査を行った財団法人が国交省からの天下りを受け入れていたためではないかと、民主党議員が国会で指摘しました。

 この問題は、八ッ場ダムの建設予定地周辺で1993年以降、環境基準を超えるヒ素が毎年検出されながら、国交省がデータを公表してこなかったもので、調査を行った財団法人が、国交省などから7つの天下りポストを受け入れた事も分かっています。

 また、この財団法人の2004年から去年までの環境調査業務における落札率は、平均で99%と極めて高いものであることもわかりました。

 「企画競争入札なる名目をつくりながら、今後もこういった財団が次々と仕事をとり、情報の隠ぺいなどをする恐れがあるのでは」(民主党・村井宗明衆院議員)

 「全ての入札方式の透明性、公平性を高めるための取り組みをしっかりやっていき、委員会でそれについての評価をしていきたい」(前原誠司国交相)

 前原大臣はこのように述べた上で、「公益法人が民間企業と競争して仕事をとる必要があるのか」と述べ、入札の方法などをゼロベースで見直して行くと明言しました。(18日11:54)



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