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NHKスペシャル
2007年4月・5月・6月  9月・10月・12月 放送予定
総合テレビ
新シルクロード
激動の大地をゆく(全7集)
歴史・紀行
日本から、シルクロードをはるか西へ。
そこには、どんな世界が広がり、どんな人々との出会いがあるのでしょうか。

 「新シルクロード 激動の大地をゆく」は、中央アジア、南ロシア、中近東を旅して、激動の現在と歴史を見つめる大型紀行番組です。
 今回の取材地域は、21世紀の新しい変化の只中にあります。

 ソビエト崩壊後、新国家が続々と誕生した中央アジア。キルギスでは、ソビエト時代に閉ざされていた中国との国境が開かれ、大量の中国製品を運ぶトラックが列をなし、古代シルクロードが復活したかのようです。ウズベキスタンの古い都ブハラでは、イスラムが復活。モスクに入りきれないほど教徒が集まります。また、ワインの発祥地とされ、独自の文化を育んだ南コーカサスでは、民族紛争が勃発。難民となった何十万人もの人々がキャンプ生活を余儀なくされています。ロシアでは、かつてロシア皇帝に殉じたコサック兵が復活し、勇ましくスラブの大義を掲げ戦地に赴いています。

 この激動するシルクロードの大地には、時代の波にさらされながらも、たくましく生きる人々がいます。
 中国製品を運ぶ物流競争の中、標高3000メートルをこす山道を爆走する24歳のキルギス人トラック運転手。民族紛争で、かつての友人たちに銃を向けなければならなかった体験をとつとつと語るアルメニアのお年寄り。10年以上にわたる難民生活を送りながら、「悪いことは続かない。いいことがいつか来る。次にまたおいで。」と胸を張るアゼルバイジャンの80歳のおばあちゃん。
 この番組は、こうしたシルクロードに生きる無数の人々の声に耳を傾ける旅でもあります。

テーマ曲:ヨーヨー・マ   音楽:吉田潔   語り:松平定知アナウンサー

<新シルクロード 激動の大地をゆく>

■第1集 炎と十字架
   2007年4月15日(日)午後9時〜9時49分  総合

■第2集 シバの女王の末裔たち
   2007年5月20日(日)午後9時〜9時49分 総合

■第3集 オアシスの道は険し
   2007年6月17日(日)午後9時〜9時49分 総合

■第4集 荒野に響く声 祖国へ
   2007年6月24日(日)午後9時〜9時49分 総合

■第5集 望郷の鉄路
   2007年9月30日(日)午後9時〜9時49分 総合

■第6集 “希望”の門 トルコとクルド・2つの思い
   2007年10月28日(日)午後9時〜9時49分 総合

■最終集  祈り 響く道
   2007年12月2日(日)午後9時〜9時49分 総合

■総集編 (1) 流浪の道 ユーラシア
   2008年3月23日(日)午後9時〜10時13分 総合

■総集編 (2) 祈りの道 アラビア
   2008年3月24日(月)午後10時〜11時13分 総合

■新シルクロード 激動の大地をゆく(全7集)について

  (紹介する地域、放送日程などは変更の可能性があります)


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