2009年11月17日

ノミのサーカス国家日本

「ノミのサーカス」知っていましたか。

 

私は今日、約20年ぶりにこの言葉を思い出しました。

 


<引用開始>

ブラジルには、「ノミのサーカス」という見世物があるといいます。私は見たことはありませんが、40センチぐらいの大きなお盆の上にノミがピョンピョンはね回っています。縁まで来るとまた戻ってきて、どういうわけか常にお盆の真ん中あたりでピョンピョンはねている。

 

あれっ、何でこのノミは逃げないのかな、お盆の外にピョンピョンはねていって逃げればいいと思うのですが、逃げない。そういう不思議なノミがいるのです。

 

なぜこのノミは逃げないのでしょうか。それはサーカスのおじさんが、ノミが赤ちゃんのころから仕込むからです。赤ちゃんのノミをお盆に乗せます。そしてガラスのふたをする。ノミは当然逃げようとしてピョンピョンはねて外へ行こうとする。当然、頭をガツンとガラスのふたにぶつけます。

 

何度も何度も頭をガラスの壁にぶつけているうちに、ノミは一つのことを学習します。それは、逃げようとすると必ず痛い目に遭うということです。このようにしてノミは、逃げてはいけないのだということを悟ります。


<引用終了>

箱田忠昭著 ビジネスに成功する時間活用術 実業之日本社より

 


笑ってはいられません。日本人はまさに「ノミのサーカス」状態だと今日感じました。

 


まずは、この地図を衛星写真で見てください。

 


コメリ原市場店 埼玉県飯能市原市場68番地1



 

 

コメリを批判しているのではありません。日本のこれまでの「愚民化政策」を批判しているのであり、コメリには何ら問題はありません。そのことを最初に申し上げておきます。

 


地図(写真)を広域にするとこの地域がどのような地域かお分かりになることでしょう。そうです。森林文化都市飯能市のまさに森林地区なのです。

 


しかしながら、このお店で売られている2×4材は、外国産のSPF材です。おそらく、遠路はるばる北欧か、カナダから運ばれてきたものでしょう。地元の銘木である西川材ではなく、限りある石油資源を使って外国から輸入された木材なのです。

 


私は直感的に・・・「クレージー(ばかげている)」と思いました。裏山にある銘木を使わないで、外国から輸入。日本人でなくても「クレージー」と思うに違いありません。

 


なぜ、こうなったのか、誰がこうさせたのかについては、近日中に書きたいと思います。日本の愚民化政策と読売新聞の果たした役目が浮き彫りになるに違いありません。

 


※2×4材の活用に関してはこちらの記事をご高覧下さい。

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