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酒気帯び運転:検挙の職員を山口県が処分 依願退職

 山口県は13日、酒気帯び運転で検挙された交通運輸対策室の課長級男性職員(57)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表。職員は同日付で依願退職した。

 人事課によると、職員は休暇中の8月6日午前10時半から同11時10分ごろ、山口市内の自宅で焼酎の水割りを2杯飲み、3時間半ほど睡眠。その後車で市内のパチンコ店へ。店を出た午後5時40分ごろ、市内の県道で運転中、通報を受けて出動したパトカーに呼び止められ、酒気帯び運転で検挙された。

 県の基準では、事故を伴わない飲酒運転に対する懲戒処分は「免職または停職」だが、県は「仮眠を取り、本人に酒気帯びの認識もなかった」として停職とした。人事課は「職員に飲酒運転撲滅への指導を強めていた中で、大変遺憾」としている。

毎日新聞 2009年11月14日 西部朝刊

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