ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 大分 > 記事です。

大分

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

豊後大野の病院統合問題:増改築きょう着工 /大分

 豊後大野市内の公立おがた総合病院と県立三重病院の二つが統合して来秋スタートする新病院の増改築工事が15日、着工される。統合後に核となるおがた総合病院に救急対応病棟を増築し、地域医療を担う中核病院としての体制を整える。

 現在のおがた総合病院の敷地東側の駐車場(約50台分)に建設する。鉄筋コンクリート2階建て延べ約2450平方メートル。1階に小児科や救急診療室、当直室などが入り、2階には救急対応の病床40床などを整備する。総事業費は約6億5420万円。工期は来年9月15日まで。

 07年におがた総合病院で内科医が不在になり、三重病院でも医師の欠員が増加するなどしたため、08年1月に県が統合に向けた協議を申し入れた。協議の結果、おがた総合病院を核病院、三重病院は診療所とし、経営主体は市とすることなどが決まった。診療科目は17科で、病床数199床。医師27人、看護師135人を予定。

 市健康推進課によると、07年度の純損益はおがた総合病院が1億5300万円の赤字、三重病院も2億6300万円の赤字。【古田健治】

毎日新聞 2009年11月15日 地方版

PR情報

大分 アーカイブ一覧

 
郷土料理百選
地域体験イベント検索

おすすめ情報

注目ブランド