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新型インフルエンザ

新型インフルで釧路の小4男児死亡 道内3例目 (11/11 20:42、11/12 07:59 更新)

 【釧路】釧路保健所は11日、釧路市内の小学4年生の男児(10)が新型インフルエンザに感染し、9日夜に死亡したと発表した。新型インフルエンザによる死者は道内3例目で、最年少。国内の死者は、疑いを含め58人となった。

 男児は8日夕方から42度の高熱やせきなどの症状を訴え、9日午前に釧路市内の病院に入院。肺炎の症状も示し、簡易検査でインフルエンザA型陽性と判定された。夕方から血圧低下など容体が悪化し、集中治療室で治療を受けリレンザも処方されたが、午後9時30分ごろ、全身の血管から出血が止まらなくなる播種(はしゅ)性血管内凝固症候群で死亡した。

 11日に行われた道立衛生研究所(札幌)による詳細(PCR)検査の結果、新型インフルエンザ感染を確認した。

 男児には神経疾患の持病があったが、釧路保健所は「病状は安定しており、重症化の原因になった可能性は低い」としている。


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