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やる?やらない? 党首討論、お流れの可能性も (1/2ページ)
鳩山由紀夫首相と自民党の谷垣禎一総裁による初の党首討論のめどが立たない状況が続いている。民主、自民両党は当初、18日の開催を軸に調整を進めていたが、ここにきて民主党幹部からは「国会日程がタイトになってきた」と、消極的な発言が目立ち始めた。野党時代には再三、自民党首相との党首討論を持ちかけていた民主党。自民党からは「首相は(政治資金収支報告書の)虚偽記載問題の追及から逃げるつもりか」(幹部)との声も上がっている。
民主、自民両党は5日の国対委員長会談を受け、18日の党首討論開催で調整に入っていた。ところが、同日には、人事官の認証式に立ち会うため、閣僚の1人が東京にいない可能性のあることが判明。天皇陛下が、ご即位20周年の関連行事で京都に滞在される予定で、閣僚もそこに同席しなければならないためだ。衆参の国家基本政策委員会合同幹事会の申し合わせでは「国務大臣は原則として陪席する」と定められているため、同日の党首討論の開催が微妙になってきた。
政府高官は「認証式があるから党首討論ができないという理屈はない。認証式はずらせばいい」と説明するが、民主党幹部は人事官の認証式が遅れれば「法案審議に支障が出る可能性がある」と難色を示す。翌週25日の開催にも、「全国知事会などの行事がある。開催は厳しい」(党国対幹部)と後ろ向きだ。
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