県教委は29日、窃盗の疑いで逮捕され起訴猶予となった県立西目高の男性臨時講師(26)を懲戒免職処分にしたと発表した。
県教委によると、男性講師は8月20日、由利本荘市内のパチンコ店で、他の客が置き忘れた現金約2万円入りの財布を盗んだとしている。県教委は「教育者の立場にあるまじき行為」とコメントしている。
男性講師は県教委の聞き取りに対し「所有者を捜と財布を持って店外に出たが、現金が入っていることに怖くなり駐車場に置いてきた」と話しているという。財布は発見されておらず、男性講師は所有者に弁償した。【野原寛史】
毎日新聞 2009年10月30日 地方版