「地域医療と市立病院の充実」をテーマにした講演会が14日午後2時から、春日部市粕壁の市中央公民館講堂で開かれる。「同市立病院の充実と小児科・産科の再開をめざす市民の会」が主催。講師は済生会栗橋病院副院長の本田宏氏で、医療崩壊の原因を分析する著書などを著し、NPO法人医療制度研究会の代表理事を務めている。参加無料。
春日部市立病院では小児科医が相次ぎ退職したことで、07年10月、産科・小児科が休診に。その後、医師を確保して08年2月に小児科外来を、09年10月に産科を再開し、来年2月以降の出産予定者から予約を開始している。【栗原一郎】
毎日新聞 2009年11月11日 地方版