印象に残るのが、1992年の夏の甲子園での「5打席連続敬遠」と、巨人入団後に外野にコンバートされた時。森氏は「一度も怒った顔を見せていない。常に逆境の中から強くたくましくなってきた」と評価する。
松井は昨季、左ひざを痛めたが、9月21日の旧ヤンキースタジアムでの最終戦の日、森氏も国連総会出席のためニューヨークにいた。松井と会ったが、翌日手術を控えながら、元気に明るく振る舞っていたという。
「それから(リハビリやトレーニングで)耐えて我慢に我慢を重ねたのが今回の“爆発”につながった。よく我慢したと言ってあげたいですね」
もちろん「わが自民党も耐えて“爆発”といきたいね」と、党重鎮として来夏の参院選での勝利を誓っていた。