店頭で、新米が目につく季節になった。小さいころから、いろんな地方で暮らしてきたが、京都の米は他の地域に負けないくらいおいしいと思う。財団法人日本穀物検定協会(東京都)が行っている米の食味ランキングでも、08年度産では丹後地区のコシヒカリが最上級の「特A」を獲得した▼協会によると、毎年20人のパネリストにより、炊飯した白米を外観、香り、味、粘りなど6項目で評価。5段階に分けているそうだ▼今年の新米の評価は、来年2月中旬から下旬に出る。昨年は127品種を調査し「特A」は史上最多の21品種。先日食べた丹波産の新米が、どのランクになるのか今から楽しみだ。【望月亮一】
毎日新聞 2009年11月8日 地方版