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普天間移設:「統合案に反対」嘉手納で2500人デモ

普天間飛行場の嘉手納統合案に反対し、デモ行進する宮城篤実町長(左から3人目)ら嘉手納町民=沖縄県嘉手納町のロータリー広場で2009年11月7日午後5時57分、金澤稔撮影
普天間飛行場の嘉手納統合案に反対し、デモ行進する宮城篤実町長(左から3人目)ら嘉手納町民=沖縄県嘉手納町のロータリー広場で2009年11月7日午後5時57分、金澤稔撮影

 沖縄県嘉手納(かでな)町で7日、「米軍普天間(ふてんま)飛行場の嘉手納統合案に反対する町民大会」(町など24団体でつくる実行委主催)が基地そばの広場であった。約2500人(主催者発表)が参加し、「町民に新たな犠牲を強いる統合案は容認できない。断固反対する」と決議した。大会後、町内約1キロをデモ行進した。

 岡田克也外相が普天間の米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)への統合案の検討を表明。町や議会が「これ以上の負担は耐えられない」として大会開催を呼びかけた。

 実行委員長の宮城篤実(とくじつ)町長は「騒音の負担軽減などで政府に裏切られ続けてきており、この話は絶対に受けられない。不退転の決意で統合案を粉砕しよう」と決意表明。会場は拍手に包まれた。【井本義親】

毎日新聞 2009年11月7日 20時44分(最終更新 11月7日 21時48分)

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