FORZA!コンサドーレ
ニトリ、コンサ支援を来季辞退の方針 (11/07 07:07)
サッカー・Jリーグ2部(J2)コンサドーレ札幌のクラブスポンサーを務めている家具・インテリア製造小売り最大手のニトリ(札幌)が今季限りでスポンサーを辞退する方針を固めたことが、6日分かった。
関係者によると、ニトリは選手のユニホームなどに広告を掲出できる「オフィシャルパートナー」として今季2億円を供出しているが来季から取りやめる。コンサドーレを運営する北海道フットボールクラブ(HFC)にも同日までに意向を伝えた。コンサドーレのスポンサーをめぐっては、創立時からスポンサーとしてかかわってきた石屋製菓が2007年に発生した「白い恋人」の賞味期限改ざんなどの不祥事を受け提供資金を減額。HFCや石屋製菓から支援要請を受けたニトリが08年シーズンからスポンサーを務めてきた。
ただ、ニトリの支援は、石屋製菓の経営難を受けた「緊急的な措置」(関係者)とされ、2年間の支援で一定の役割を果たしたとの判断に至ったとみられる。
HFCの矢萩竹美社長は来季以降のスポンサーに関し「善後策の協議に努めたい」と語り、ニトリに対し「2年間多大なご支援をいただき深く感謝します」と述べた。