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国内初プルサーマル 始まる |
11/05 12:08 |
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佐賀県玄海町にある九州電力の玄海原子力発電所で、核燃料を燃やす国内初のプルサーマル発電が5日、事実上始まりました。
九州電力は佐賀県の玄海原発3号機で午前11時に原子炉を起動させたと発表し国内初のプルサーマル発電が事実上、スタートしました。
プルサーマルは原発から出る、使用済みの核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を利用して発電するもので、国の「核燃料サイクル」の柱に位置づけられています。
玄海原発3号機では、きょう深夜からあす未明にかけて、核分裂反応が連続して起きる臨界に達する予定です。
週明けの9日に試験運転を始めその後、国の最終検査を経て、来月2日に通常運転に入る見通しです。
玄海原発周辺では、地元住民らが安全性に対する不安を拭えないとして、プルサーマルの中止を求めて抗議活動を続けています。
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