ここから本文です

機密費の使途公開を拒否=平野官房長官「わたしを信頼して」

11月5日11時53分配信 時事通信

 平野博文官房長官は5日午前の記者会見で、官房機密費(内閣官房報償費)の使途について「相手のあることであり、オープンにしていくことは考えていない」と述べ、公開しない考えを示した。民主党は野党時代、機密費の透明性を確保するため「機密費改革法案」を国会に提出した経緯があるが、政権獲得後に対応を転換したことで、整合性が問われそうだ。
 平野氏は機密費の運用について「国民から疑念を持たれないよう、担当であるわたしが使途について責任を持って使っていく」と強調。適切な運用をどう担保するのかとの質問に対しては、「わたしを信頼していただきたい」「(可能な部分は)会計検査院のチェックも受けている」などと述べた。
 民主党が使途公開を求めていたこととの整合性については、「過去そう言ってきたことは事実だが、現実にわたしがその職に立ったときに、報償費という性格上、相手のあることだ(と認識を改めた)」と釈明した。 

【関連ニュース】
奨学金滞納拡大の恐れ=学生支援機構、連絡取れず
ジェトロ、民間に100倍資産預託=運用益で事業費2億円賄う
米軍高速料調べず年9億負担=レンタカーで観光地も「公務」
工事費把握せず支払い=自治体委託の鉄道工事
商社手数料、防衛省知らず=過大請求の原因指摘

最終更新:11月5日12時35分

時事通信

 

平野博文

平野博文(ひらのひろふみ)
所属院 選挙区 政党:
衆議院 大阪府第11区 民主党
プロフィール:
1949年3月19日生 初当選/1996年 当選回数/5回

この話題に関するブログ 4件

関連トピックス

主なニュースサイトで 平野博文 の記事を読む

ブログパーツ

国内トピックス