湯場、92秒で王座復帰-日本ウェルター級戦

2007年04月20日21時46分

 20日、後楽園ホールで行われたチャンピオンカーニバル、日本ウェルター級王座決定戦は、1位・湯場忠志(都城レオS)が6位の古川明裕(ワールド日立)を1回1分32秒KOに下して1年7ヵ月ぶりの王座返り咲きに成功した。
 短期決戦をねらう古川が開始ゴングから突進したが、「予想していた」という湯場が回り込んで放った左フックでまずダウンを奪う。立ち上がった古川はさらに突進して右フックをふるって湯場を倒すも、これはスリップの判定。さらに古川が出るところ、湯場は冷静に左フックを合わせて2度のダウンを追加してフィニッシュしている。
 セミの8回戦は日本フェザー級1位の澤永真佐樹(赤城)がブーンチャイ・ギャットパイリン(タイ)を右フック一発で初回KOに下している。また松本昇之(横浜さくら)が矢吹敬(平石)に判定勝ち。須田拓弥(沼田)が伊東純平(ワタナベ)に判定勝ち。6回戦は新人王・吉田真(宮田)が大川泰弘(ワタナベ)に、豊川陽樹(戸高秀樹)が簗瀬亘(JBスポーツ)にそれぞれ判定勝ちした。