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最終更新:2009年11月2日(月) 5時17分

米国務長官、パレスチナ側に譲歩促す

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 行き詰まる中東和平交渉の再開を促すため、中東を訪問したアメリカのクリントン国務長官は、交渉再開のカギとなる入植地問題で、パレスチナ側に譲歩を求める姿勢を示しました。

 クリントン長官は31日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した後、「和平交渉は前提条件なしに再開すべきだ」と述べました。

 この発言は、イスラエルによる占領地への入植活動の全面凍結を交渉再開の前提条件として譲らないパレスチナ側に対し、イスラエルが示した住宅の新規建設だけを一定期間凍結するという部分凍結案を受け入れるよう譲歩を促した格好です。

 入植凍結めぐっては、オバマ政権は当初、パレスチナ側に歩調を合わせイスラエルに入植全面凍結を求めてきただけに、部分凍結での妥協に傾くアメリカの姿勢にパレスチナ側の失望が広まっており、今後反発が強まる恐れも出ています。(01日22:20)