警視庁捜査1課は30日、電車内で高校1年の女子生徒(15)の体を触った上、降りた駅のホームで殴って近くの公衆トイレに連れ込み暴行したとして、強姦の疑いで東京都町田市中町2の18の8、会社員別府信哉容疑者(49)を逮捕した。
逮捕容疑は10月2日午前8時半ごろ、新宿区西新宿1丁目の私鉄の新宿駅ホーム上で、女子生徒の腹部を1回殴り、腕をつかんで200~300メートル離れた公衆トイレに連れ込んで強姦した疑い。
捜査1課によると、別府容疑者は「性欲を我慢できなかった」と供述。電車内でこの女子生徒の下半身を触るなど痴漢行為をしていたことも認めている。別府容疑者は出勤途中で、女子生徒は登校途中だった。
駅構内にある防犯カメラの映像に女子生徒の腕をつかんで歩く姿が写っており、捜査員らが張り込み別府容疑者が浮上した。
女子生徒はおびえていたため、助けを求めたり、悲鳴を上げたりすることができなかったという。異変に気付いた駅の利用者もいなかった。