ホームレス襲撃を動画で自慢する神戸大学の外道学生

ホームレスを襲撃して動画で公開した神戸大学の学生に、非難の声が続出している。

問題視されている学生は、「けけけけけいご」、「まぢ　けいご」というHNでmixiに登録していた。プロフィールを見ると、「所属　びらぼんぐ神戸店　神戸大学　パ●ソニック」とある。大学に通いながらアパレル系の店で働き、パナソニックの営業･マーケティング部門から内定が出ているという。この学生は、「パイ山にて」と題する動画をmixiに掲載していた。

「深夜の大都会で寝ている不届き物(原文ママ)に　大沢親分顔負けの　「喝っ!」　助走をつけ力投した生卵が顔面(口)に直撃。　口から血が出てました。　ちなみにこれでも起きませんでした。」とある。この説明文の通り、路上で寝ているホームレスを襲撃する様子を記録した動画である。絶叫と共に襲撃に成功した後には、大笑いしながらカメラに向けてVサインを出している。




注目したいのは、2008年2月17日の読売新聞の記事だ。大阪・日本橋の周辺で、少年グループがホームレスに生卵を投げつける被害が相次いでいるという。2007年夏以降20件ほど発生し、警察もパトロールを強化したとのこと。上記の学生は模倣犯なのか、あるいは以前から同様の行為に及んでいたのだろうか。





また、mixiに掲載した画像のうちの1枚の説明には、「ビンゴゲー…裏カジノも行われてたぜ」とある。これはパナソニックの内定者を対象としたパーティーのようだが、事実であるならば見過ごすことのできない重大な問題だ。逆に虚偽の説明であったとすれば、パナソニックの名誉や信頼を著しく傷つけるものである。




探偵ファイルでは、神戸大学とパナソニック株式会社に取材を申し込んだ。神戸大学広報室の広報マネージャーによると、この件については初耳だったそうで、早急に調査を開始するとのことである。大阪にあるパナソニックの広報グループも、現時点では本件を把握していなかった。法務及び採用の担当者に連絡し、これから実態を確認するとのことだった。

この問題が2ちゃんねるで騒ぎになると、学生はmixiの掲載内容を削除して逃亡した。しかし、動画や各種画像も含めて保存され、各所に転載されている。神戸大学の広報マネージャーも述べていたが、まことに信じがたい行為だ。人として最低限の何かが欠落した人物が平然と社会に送り出されるようなことが、許されてよいはずがない。



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