萩・松陰創作ミュージカルをＰＲ

あすが１５０回目の命日となる幕末の思想家、吉田松陰。萩市では来月、公演が行われる松陰の「創作ミュージカル」の一部が披露されました。披露されたのは創作ミュージカル「ＳＨＯＷＩＮ～若き志士たち」で出演する２５人が参加しました。松陰の幼少時代から安政６年、１８５９年に安政の大獄で３０歳で処刑されるまでの生涯を歌と踊りで表現します。出演するキャスト５７人とボランティアスタッフ３２人は県内から公募されたもので、萩市の劇団の協力で練習を重ねてきました。創作ミュージカル「ＳＨＯＷＩＮ～若き志士たち」は１１月２１日の萩市での公演をかわきりに山口市と東京の世田谷区で上演されます。あすは松陰の１５０回目の命日で、松陰神社に新しく建設された遺品などを常設展示する「至誠館（しせいかん）」がオープンします。

岩国・爆音訴訟住民１７０人追加提訴へ

岩国基地の騒音被害を訴える岩国爆音訴訟です。新たに１７０人あまりの原告が加わり、今月３０日、地裁岩国支部に追加提訴を行います。「人数が増えるほど、（訴えの）効果が高いとは思っています」岩国爆音訴訟原告団の津田原告団長らが会見し、追加提訴の内容を明らかにしました。岩国爆音訴訟は、岩国基地の騒音被害に対して、１人あたり１１５万円、総額５億４７００万円あまりの損害賠償を請求するものです。また全国の爆音訴訟で初めて、在日アメリカ軍の再編計画に伴う岩国基地への空母艦載機部隊の移転差し止めを求めています。追加提訴では、基地周辺のおよそ７０世帯の住民１７８人が新たな原告となる予定です。岩国爆音訴訟原告団の津田利明団長は「こういう被害があるんだと、いうことは（裁判で）伝えていかなきゃいけんということです」と話しています。これで、原告の合計は６５４人となり、損害賠償請求額の合計はおよそ７億５０００万円となります。

周南市歴史博士検定試験が１２月に初めて行われます。この試験は、市の歴史を学ぶことでふるさとへの愛着を深めてもらいまちづくりなどにつなげていこうと初めて行われるものです。検定試験は市の歴史の基礎的な知識を問う５０問が出題されます。答えは３択式で１問２点、４０問正解の８０点で合格となります。合格者には修士の資格が認定されます。検定は１２月１３日に徳山大学で行われ、だれでも受験できます。申し込みは今月３０日までで現在１６０人が申し込んでいるということです。現在申し込みをしている人のうち最年少は１２歳、最高齢は９０歳、遠くは石川県、兵庫県などからも申し込みがあるそうです。問い合わせ電話番号は０８３４（２２）８６９０となっています。