アフガンで米国人16人死亡 ヘリ事故、麻薬捜査官も【イスラマバード共同】アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)は26日、西部でヘリコプター1機が墜落し、米兵7人と米国籍の民間人3人が死亡するなど、25日からの2日間で米国人計16人が死亡したことを明らかにした。AP通信によると、墜落事故の死者に麻薬取締局(DEA)の捜査官3人が含まれている。 アフガンでは、大統領選を前にした7月に南部で大規模作戦を始めたことなどから駐留外国部隊の死者が急増。今年の死者は430人を超え、米軍による2001年のタリバン政権攻撃開始以来、最多となっている。 ISAFによると、西部でのヘリ墜落は、捜索した麻薬密売人の隠れ家とみられる場所から離れようとした時に起きた。南部でも26日、ヘリ2機が空中衝突し、米兵4人が死亡。ISAFはいずれも、武装勢力の攻撃が原因ではないとみている。 東部では25日、武装勢力との交戦と爆弾の爆発の巻き添えで、それぞれ米兵1人が死亡した。 【共同通信】
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