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8年半も…信金職員が9500万円着服、懲戒解雇に

 福岡県大牟田市の大牟田柳川信用金庫は24日までに、顧客の定期預金を無断解約するなどして、約8年半の間に計約9593万円を着服したとして、柳川営業部の預金渉外係だった男性職員(35)を懲戒解雇した。解雇は21日付で同信金は元職員を刑事告訴する方針。

 同信金によると、着服は2001年2月に開始。昨年7月以降は普通預金から定期預金への預け替えを勧誘し、払い戻した預金をそのまま着服するなどしていたという。

 顧客からの問い合わせを受け、内部調査したところ、今年8月に着服が発覚。元職員は「競馬やパチンコなどに使った」と話しているという。

 同信金は「役職員が一丸となって再発防止に取り組み、信頼回復に努めていく」としている。

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