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「覚悟あるなら一緒に」…70歳ベテラン空き巣、弟子ともども逮捕
このニュースのトピックス:窃盗・ひったくり
空き巣に入って金を盗もうとしたとして、警視庁捜査3課は住居侵入と窃盗未遂の疑いで、横浜市南区、無職、林匡彦(70)と、住所不定、無職、西原正之(41)の両容疑者を逮捕した。捜査関係者によると、林容疑者は窃盗罪などで40年近くを刑務所で過ごした空き巣のベテラン。「体が動かなくなってきた」として、西原容疑者を“弟子”にしていた。
捜査3課によると、林容疑者は5月中旬、東京・上野のカプセルホテルで西原容疑者と出合い、一緒にパチンコをして意気投合。金に困っていた西原容疑者に「オレは泥棒をやってきた。覚悟があるなら、一緒にどうだ」と誘い、西原容疑者は「やろう」と応じて弟子入りした。
2人は6月中旬から今月上旬までに、ドライバーで窓を壊すなどの手口で30件の空き巣(被害総額400万円)を繰り返していたとみられる。西原容疑者はおもに見張り役だったが、林容疑者からドライバーの使い方を習っていた。林容疑者は「まだうまくない。将来的にはいろいろと伝授しようと思った」と供述しているという。
犯行前の待ち合わせ場所は「有名で迷わない」という理由から、渋谷駅のハチ公像だった。
逮捕容疑は7月29日午後8時ごろ、世田谷区の無職の女性(76)方に金品を盗む目的で侵入して室内を物色したが、女性の孫(25)が帰宅したため逃走したとしている。
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