(cache) パチンコ「梁山泊」オーナー有罪 大阪の不正株式交換事件 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • パチンコ「梁山泊」オーナー有罪 大阪の不正株式交換事件

     IT関連「アイ・シー・エフ」(現オーベン)の企業買収をめぐる不正株式交換事件などで、証券取引法(現金融商品取引法)違反罪に問われたパチンコ情報提供「梁山泊」の実質的オーナー豊臣春国被告(58)に、大阪地裁は29日、懲役3年、執行猶予5年、罰金500万円、追徴金約9億7800万円の判決を言い渡した。

     求刑は懲役4年、罰金500万円、追徴金約9億7800万円だった。

     判決理由で細井正弘裁判長は「組織的に巧妙な手口で証券市場の公正を傷つけた。数億円の不正利益を得ており、厳しい非難を免れない」と指摘した。

     判決によると、豊臣被告はアイ社元社長らと共謀。2004年12月、実質的に支配下にあった広告会社を株式交換で子会社化する際、売り上げ水増しなどにより、広告会社の企業価値を過大評価した虚偽の情報を公開した。さらに、豊臣被告は情報通信会社「ビーマップ」の株価を不当な売買でつり上げた。

      【共同通信】