2009年9月10日19時2分
文部科学省は10日、本省勤務の男性係長(36)が隣の課の親睦(しんぼく)会費38万円を盗んだとして、同日付で3カ月の停職処分にした、と発表した。係長は同日依願退職した。内部調査に係長は「競馬やパチンコなどにのめり込んで消費者金融から多額の借金をし、返済に困って盗んだ」という趣旨の説明をしたという。
文科省人事課によると、係長は7月30日深夜〜31日未明ごろ、隣の課の金庫から現金18万円とキャッシュカードを盗み、コンビニエンスストアの現金自動出入機(ATM)で現金20万円を引き出した。同省は「発覚後に全額が返済され、本人も反省しており警察に被害届は出さない」としている。