2009年10月21日
入試の英文が動画になったら?
テーマ:英語は武道受験生に問いたい。もしあなたの読解問題の長文が一定速度で電光掲示板の文字のように流れ出したらどうするか?流れるはしから消えていく。流れに従って理解せざるを得ない。飛び越すことも逆戻りもできない。
逆戻りの指導を受けて読んでいる人にはお手上げだ。吉ゆうそうの電光掲示板方式なら抵抗なく読める。
もちろんネイティブ流だ。力のある受験生はみなそうやって読んでいる。それを当たり前だと考えて日々訓練しなくてはならない。でないと膨大なセンター試験の英文は快適に読めないし問題も解けない。「英文は流れる川のように左から右に読め」と毎回口が酸っぱくなるほど言っているのはそのためだ。
いずれ英文を快適に読めるようになるために英文読解をやっているのだ。左から右に読め。毎日やっていれば誰でも読めるようになる。新情報だの旧情報だの、Sだの Cだの、動詞の数だの全く関係ない。内容をイメージに変えて読んでいくだけだ。
一行目の単語から三行目の単語に急に説明が飛躍する授業はおかしい。もしそうやって読めと教えるなら、なぜその三行目に飛べるかの論理的説明がなければならない。「この動詞は三行後に目的語を従える決まりになっている」と言わねば納得できない。もちろんそんな動詞はありはしない。だから源義経が壇ノ浦の合戦でやった八艘(はっそう)跳びみたいな読み方はいけないのだ。
そんなことをしなくとも左から右に読んでいるうちに必ず楽しく読めるようになる。なれば実力は自然につく。つけば入試なんか難なく突破できる。どんなものでもそうだが、自然に逆らったやり方にはみなうそや無理がある。
入試合格だけを考える短絡発想があなたの読解能力開発にブレーキをかける。
「入試の先にあるものを目指せ」「読解を楽しめ」「読解は読快だ」「楽しまないと脳は進化を拒否する」――これが極意だ。
チルチルミチルの『青い鳥』と同じだ。何かすごい読解のテクがあるなんて幻想だ。ありはしない。左から右に流れる英文に乗って先先へと行くだけだ。リスニングと全く同じプロセスなのだ。だからゆうそうのリスニングを受ければ読解力もつく。読解は誰でも電光掲示板方式でやれば偏差値65以上に行ける。
ネイティブのやり方が正しい。反論される先生がいらしたら連れてきなさい。あなたの前でその「大先生」を論破してあげよう。
何?
「ゆうそうさん。私の先生は『日本人流の英文読解法があって何が悪い』って漢文みたいに返り点をつけさせて教えます」
「『泣いて馬謖(ばしょく)を斬(き)れ』ですね。泣くのは悲しいから笑ってゆうそうさんの授業を切ります」
俺のを切ってどうするんだっつーの