青森・六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で高レベル放射性廃液の疑いがある液体漏れる
日本原燃は22日、青森・六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、高レベル放射性廃液の疑いがある液体が漏れていたと発表した。外部への放射性物質の影響はない。
日本原燃によると、午前2時ごろ、高レベル放射性廃液のガラス固化体を作る建屋で、建物内を洗浄する作業の準備中に、配管の下の受け皿におよそ20mlの液体がたまっているのを作業員が発見した。
作業機器のチェーンが、配管のふたに接触したことが原因とみられている。
日本原燃は液体の成分を調べているが、外部への放射性物質の影響はないという。
使用済み核燃料再処理工場でのトラブルは、2009年に入って3件目となる。
(10/22 17:02)