知る×つながる=動きだす カナロコ 神奈川発コミュニティーサイト

ログイン

新規登録

  • お問い合わせ
  • たびたびある質問
  • サイトマップ

首相が県内で演説、情報公開重視の方針示す/神奈川

2009年10月20日

 ソーシャルブックマーク  (ソーシャルブックマークとは)

 鳩山由紀夫首相は20日、横浜駅西口で演説し、初めて日本の「相対的貧困率」を政府として発表したことに触れ、「鳩山政権は正しいことも、間違っていることも、全部、国民にお知らせする政府をつくりたい」と情報公開を重視する方針を示した。

 鳩山首相は参院神奈川選挙区補選の民主党公認候補の応援に告示後、初めて県内入り。新首相を一目見ようと約3千人(陣営発表)の聴衆が集まった。

 鳩山首相は相対的貧困率(15・7%)を取り上げ、「この恥ずかしい数字をいままで政府は公表しなかった。隠していたら何も改善しない」と述べ、自公政権との違いを強調。その上で、「(悪いことも)あえて公表して、皆さんと一緒に悩みながら解決していきたい」と訴えた。

 また、首相は脱官僚を訴え、「官僚は選挙がない。政治家は選挙の洗礼を受け、皆さまの思いを受け止められる。国民の声を聞いて、意思決定することが何よりも大事」と主張した。

 鳩山首相は横浜駅西口に先立ち、JR武蔵溝ノ口駅前でも街頭演説を行った。民主党の山岡賢次国対委員長も平塚市内で公認候補の応援に駆け付けた。

神奈川新聞購読のお申し込み

神奈川新聞 試読のお申し込み

企画特集【PR】