日本郵政の西川社長、辞意固める 10/20 12:18

 関係者によりますと、西川社長は、郵政民営化の見直しを政権公約に掲げ自発的辞任を求めてきた政府の意向を受け入れ、先週までに辞任する意思を固めました。

 すでに、日本郵政の社外取締役に対し、自らが辞任した後の新しい経営体制でも郵政に残るかどうか、意思の確認を行ったということです。

 「新しい政権は、郵政民営化を大きく見直して参りますから、そうなるの(辞任)は必然ではないか」(鳩山首相)

 西川社長をめぐっては、鳩山総理をはじめ、亀井郵政改革担当大臣、原口総務大臣が、「かんぽの宿」の売却が不透明と指摘される問題などの責任を取って、辞任するよう求めていました。

 西川社長は、すでに麻生前総理大臣や菅・元総務大臣に自身の進退について話したものとみられ、週内にも正式に辞任を明らかにする見通しです。(20日11:04)