2009年10月19日 22時38分
哀川翔「死に物狂いでやります」 クドカン&三池監督と再タッグ『ゼブラーマン2』
(Photo:cinemacafe.net)
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映画『ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲』のクランクイン会見が19日(月)、東京・赤坂プリンスホテルの五色の間で行われ、主演の哀川翔が「死に物狂いでやります」と完全燃焼宣言した。
主演・哀川さん、脚本・宮藤官九郎、三池崇史監督によるシマウマヒーロー、ゼブラーマンの活躍を描くアクションで、哀川さんの主演100作目記念作として製作された2004年公開の前作に続く6年ぶりの続編となる本作。今月24日(土)のクランクインを目前に、哀川さんは「みなさん、親戚でもないのに多数集まってくださりありがとうございます。撮影は始まってないですが、ピークを迎えています。このエネルギーをそのままぶつけて死ぬ気でがんばります」と発奮。
ビデオレターで“出席”した宮藤さんから「3がやりたくないからじゃなく、ちゃんときれいに終わらせてほしい。ケガをしないでがんばってください」などと飄々とした調子でメッセージが送られると、三池監督は「すごい脚本を書いてきた。いいなぁ、脚本家って。書いて『ケガしないように』って無理ですよ」と苦笑いし、結末について「納得するか、怒るか、『なるほど』と思うか『バカヤロー』と思うかですね」とパワーアップした過激ぶりを解説。哀川さんは「前回は両足が肉離れになってしまったけど、改善法はいろいろあるし、50歳までもうちょっとですが大丈夫、死に物狂いでやりますよ」と意気込んだ。
会見には、新加入の若手キャスト3人も出席。悪のヒロイン、ゼブラクイーンを演じる仲里依紗は「昨日、二十歳になり、なって早々に真っ黒(な役柄)にならないといけないので大丈夫かな? と思いますが、染まっちゃおうと思っています」。衣裳について司会者から、同じく三池監督の手による『ヤッターマン』のドロンジョ以上にセクシー? と質問が飛ぶと三池監督が「理想は“何も身に付けない”ですが、それじゃ公開できないので、じゃあこれぐらい付けとくか、みたいな」。役柄についても「日本映画史上最悪の女ですね」とドロンジョ越えを予告。
仲さんは「最悪にならないといけないんですね。緊張しますが、がんばります」と笑顔。さらに、本作のために真っ白に染めた哀川さんのヘアについて感想を求められると「今日初めて哀川さんにお会いしましたが『王子様だ!』と思いました。光ってました。『かっこいいー!』って思っちゃって(笑)」と目をハートにしてみせた。
さらにゼブラクイーンの側近・新実(にいみ)を演じる阿部力も「アクション作品に対応できるよう前からムエタイジムに通っていますが、今回、日本刀を初めて使います。いままで優しい感じの役ばかりでしたが今回は悪役ですし、気持ちよくバッサバッサと斬りたいと思います」と新境地にやる気十分。哀川さん扮する主人公が過ごすことになる、あるコミューンのリーダーを演じる井上正大は「前作を観させてもらい、最初は『こんなヒーロー、嫌だな…』と思いましたが、最終的にものすごいかっこいいと思って、哀川さんが僕の中のヒーローになりました」とこのシリーズにホレボレ。だが哀川さんからは「最初は嫌だなと思ったんだ…。俺もやだなと思ったよ」と軽く突っ込まれていた。
哀川さんと三池監督は終始、軽妙なトークを展開。冒頭から三池監督は「そろそろ日本アカデミー賞でももらって文化人っぽくなって、過酷な現場から足を洗って…“目指せ崔洋一さん”ということで(笑)」と挨拶し、関係者、取材陣を爆笑させていた。
『ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲』は2010年5月1日より全国にて公開。
(photo/text:Yoko Saito)
■関連作品:
ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲 2010年GW、全国にて公開
主演・哀川さん、脚本・宮藤官九郎、三池崇史監督によるシマウマヒーロー、ゼブラーマンの活躍を描くアクションで、哀川さんの主演100作目記念作として製作された2004年公開の前作に続く6年ぶりの続編となる本作。今月24日(土)のクランクインを目前に、哀川さんは「みなさん、親戚でもないのに多数集まってくださりありがとうございます。撮影は始まってないですが、ピークを迎えています。このエネルギーをそのままぶつけて死ぬ気でがんばります」と発奮。
ビデオレターで“出席”した宮藤さんから「3がやりたくないからじゃなく、ちゃんときれいに終わらせてほしい。ケガをしないでがんばってください」などと飄々とした調子でメッセージが送られると、三池監督は「すごい脚本を書いてきた。いいなぁ、脚本家って。書いて『ケガしないように』って無理ですよ」と苦笑いし、結末について「納得するか、怒るか、『なるほど』と思うか『バカヤロー』と思うかですね」とパワーアップした過激ぶりを解説。哀川さんは「前回は両足が肉離れになってしまったけど、改善法はいろいろあるし、50歳までもうちょっとですが大丈夫、死に物狂いでやりますよ」と意気込んだ。
会見には、新加入の若手キャスト3人も出席。悪のヒロイン、ゼブラクイーンを演じる仲里依紗は「昨日、二十歳になり、なって早々に真っ黒(な役柄)にならないといけないので大丈夫かな? と思いますが、染まっちゃおうと思っています」。衣裳について司会者から、同じく三池監督の手による『ヤッターマン』のドロンジョ以上にセクシー? と質問が飛ぶと三池監督が「理想は“何も身に付けない”ですが、それじゃ公開できないので、じゃあこれぐらい付けとくか、みたいな」。役柄についても「日本映画史上最悪の女ですね」とドロンジョ越えを予告。
仲さんは「最悪にならないといけないんですね。緊張しますが、がんばります」と笑顔。さらに、本作のために真っ白に染めた哀川さんのヘアについて感想を求められると「今日初めて哀川さんにお会いしましたが『王子様だ!』と思いました。光ってました。『かっこいいー!』って思っちゃって(笑)」と目をハートにしてみせた。
さらにゼブラクイーンの側近・新実(にいみ)を演じる阿部力も「アクション作品に対応できるよう前からムエタイジムに通っていますが、今回、日本刀を初めて使います。いままで優しい感じの役ばかりでしたが今回は悪役ですし、気持ちよくバッサバッサと斬りたいと思います」と新境地にやる気十分。哀川さん扮する主人公が過ごすことになる、あるコミューンのリーダーを演じる井上正大は「前作を観させてもらい、最初は『こんなヒーロー、嫌だな…』と思いましたが、最終的にものすごいかっこいいと思って、哀川さんが僕の中のヒーローになりました」とこのシリーズにホレボレ。だが哀川さんからは「最初は嫌だなと思ったんだ…。俺もやだなと思ったよ」と軽く突っ込まれていた。
哀川さんと三池監督は終始、軽妙なトークを展開。冒頭から三池監督は「そろそろ日本アカデミー賞でももらって文化人っぽくなって、過酷な現場から足を洗って…“目指せ崔洋一さん”ということで(笑)」と挨拶し、関係者、取材陣を爆笑させていた。
『ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲』は2010年5月1日より全国にて公開。
(photo/text:Yoko Saito)
■関連作品:
ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲 2010年GW、全国にて公開
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