日本文学研究専攻
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専攻長挨拶
専攻概要
専攻長挨拶

専攻長  中村 康夫
 

 総合研究大学院大学(略称総研大)は、日本の最先端の研究機関である大学共同利用機関を基盤機関としています。大学としては日本全国及び海外にも研究拠点を持つ蛸足大学ですが、本部は神奈川県の葉山にあり、6つの研究科を持っています。

 研究科の1つ文化科学研究科には6つの専攻があり、日本文学研究専攻は博士後期課程のみを持つ大学院の1専攻としてこの国文学研究資料館にあります。

 平成15年(2003)4月に発足した日本文学研究専攻では、国文学研究資料館に集積された膨大な原点資料を活用できる利点を十分に生かしながら、専門性を高め、相対的な思考を深める中から、時代を先導する日本文学研究者の育成を目指しています。

 日本文学研究専攻の教育研究指導分野としては共通科目、文学資源研究、文学形成研究、文学環境研究の4つの柱を用意しています。それぞれに複数の担当教員が配置されていますが、日本文学研究専攻の特徴は、少人数の授業を通じて密度の濃い指導を受けるだけでなく、中間報告論文発表会では教員が多数参加して意見の交換を行うなど、日本文学研究の先端の問題意識を大切にしている点にあります。

 平成20年度までに、すでに4名の課程博士と1名の論文博士を輩出しています。現在は12名の学生が学位を授与されることを目指して精進を重ねていますが、意欲溢れる新入生の入学を心から待ち望んでおります。



当専攻のアドミッションポリシーは以下の通りです。
<専攻の人材育成目的>
 日本文学研究専攻は、日本文学及びその周辺分野において深い専門知識を持ち、文化資源に基づいて国際的な基盤に立脚した高度な研究を行い、社会に貢献できる人材育成を目的とします。
<専攻の教育方針>
 基盤機関である国文学研究資料館が、原本資料調査に基づいた、膨大な学術情報を集積・研究する先導的な共同利用機関である利点を生かし、その文化資源を活用しながら専門的な調査技術と総合的な分析能力の習得を柱とする教育を行います。
 在学期間中に学位論文を作成するよう促し、その論文指導を通じて、自立した研究者を育成します。また、複数教員の指導体制の元に、体系的なカリキュラムによる教育を実施し、幅広い視野と国際的な感覚を持った研究者の育成に努めます。
<求める学生像>
  日本文学及びその周辺分野の研究に強い関心と意欲を有し、将来に渡って研究活動を
持続させ、自立した研究者として社会に貢献できる学生を求めます。
<入学選抜の基本的な考え方>
 (1) 第一次選抜(論文審査)においては、修士論文等の実証性・論理性・独創性等、基礎的な研究能力を重視した選考を行います。
 (2) 第二次選抜(面接試験)においては、論文内容・専門知識・研究計画等に関する口頭試問を通じて、研究者としての適性を判断します。




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