●更新日 10/17●


浅田真央が偏向報道の犠牲に?フジテレビに非難続出


浅田真央が偏向報道の被害を受けているとのことで、フジテレビへの大バッシングが起きている。

騒動の発端は、2009年10月14日の読売新聞の記事だった。昨年のグランプリファイナルでキム・ヨナを破って優勝した浅田についての以下の一文が、注目を集めた。「帰国後、「金のミスに助けられた」という評価があると聞いて落ち込み、一時、練習の意欲を失った」。

これは、フジテレビの「とくダネ!」を指しているに違いないとのことで、同番組を非難する声が続出した。一部の意見に傷ついているようではメンタル面で課題が残ると、浅田に批判的な人々もいる。とはいえ、優勝した浅田への批判一辺倒で、一方的にキムを持ち上げる内容に違和感を覚えた人々が実に多かったことは事実である。

番組中で浅田に厳しい評価を下した一人は、日本フィギュアスケーティングインストラクター協会理事の佐野稔氏。「キム・ヨナさんが二つのミスのうち一つミスをなくして、どっちも一つ同士のミスだとするとキム・ヨナさんが勝っていましたね」という。「圧倒的にキム・ヨナさんの方がスピードがあるんですよ。本当にね、ゾクゾクするような、いろんな仕草だとか表情とかが非常に豊かなんですね」と語った。


「とくダネ!」でコメントする佐野稔氏と恩田美栄氏


プロスケーターの恩田美栄氏も、同様の見解を述べた。佐野氏の主張を反復した司会の小倉智昭氏に対して、「私もそう思いました」と同意。「すごいスケートが滑らかで、感情表現もキム・ヨナ選手はあったんですね。浅田選手も決して悪くはなかったんですけれども、やはりちょっと子供っぽいっていうところがあったと思うんですね」という。失敗数が同じならば浅田が負けていたと、繰り返し強調した。

放映直後も、これらの内容への非難が続出し、上記の人物らの評価を疑問視する意見も出た。すると、同番組では態度を一変。浅田が予定していた内容の中には、当日披露しなかったものもあったため、失敗数が同じならばキムが確実に勝ったと単純には言えないと釈明した。「我々、分かんないんだよね」、「我々は素人」などと、小倉氏は無責任な発言を連発し、出演者一同、今度は浅田を一方的に持ち上げた。

フジには、浅田関連のトラブルが多い。浅田へのインタビューでは、彼女が転倒した場面の巨大なパネルを本人の目の前に用意したことに非難が殺到した。フジ関係者がキムを擁護する工作活動をネット上で展開していたと判明し、話題になったこともある。

転倒した姿のパネル

フジテレビ関係者が個人ブログに書き込み



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