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泊原発近くに未知の活断層か
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泊原発近くに未知の活断層か

北電の泊原発の近くの海底に新たな活断層が存在する可能性を指摘する研究結果を東京の大学の教授がまとめました。
東洋大学の渡辺満久教授が指摘する活断層は積丹半島の数キロ沖にあり、長さはおよそ70キロです。
北電による音波調査やボーリング調査などでも未確認の活断層…。
渡辺教授が根拠としたのは海岸線の地形の変化です。
また渡辺教授によりますと、別の海岸線でも、泊村より神恵内村のほうが5メートルほど高くなっていました。
70キロにもおよぶ活断層はマグニチュード7.5以上の地震を起こす恐れもあるといいます。
おととしの中越沖地震では東京電力が活断層の存在を把握しながら、その影響を小さく想定していたことが問題になったこともあり、国は原発の耐震指針を改め、活断層の評価はより厳しくなっています。
今年3月、北電は確認されている活断層を調査し、安全性は確保されていると国に報告していて、「評価は適切に行っています」とコメントしています。
渡辺教授の研究成果は23日の学会で発表され、渡辺教授は見逃された断層も取り入れて安全評価すべきだと話しています。

 TheNEWS北海道で放送 2009年10月16日(金)19:00更新

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