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浦和がドイツの名門、バイエルン・ミュンヘンから業務提携見直しの通告を受けていることが15日、分かった。バイエルンとは2006年1月、フルパートナーシップ契約を締結。緊密な関係を築いてきたが、昨年のフォルカー・フィンケ監督(61)招へいを機に関係にひびが入っていた。最悪の場合、提携解消に発展する可能性が出てきた。
欧州のビッグクラブから三下り半が届いた。「向こう側から問い合わせはあった。契約を見直そうと。現在、交渉中」と橋本光夫社長(60)。浦和が提携解消の危機に立たされた。
バイエルンとは2006年1月、親善試合の開催やスカウティング網を活用した情報の提供、交換留学制度など、クラブ発展のため協力するというフルパートナーシップ契約を締結。06、08年には「さいたまシティ杯」で来日を受け対戦。浦和スタッフの留学、下部組織の遠征などの緊密な関係を構築し、多くの情報やノウハウを得ていた。
だが昨年、藤口前社長がドイツ人のフィンケ監督を招へいした際、バイエルンの存在を無視したことで関係にひびが入った。バイエルンの強化担当者は「我々の強化サイドに一切の相談がなかった。ドイツ人を選ぶのに腑(ふ)に落ちない」と激怒していた。
フィンケ監督は「バイエルンとの提携は大事にしたいと言っていた」(クラブ幹部)が、就任時点でその存在が大きなしこりとなっていた。「今年はほとんど絡むことはなかった」と信藤TDが話すように、強化現場でもバイエルン・ルートとは没交渉だった。
当時、アジアから世界を目指していた浦和にとって、欧州制覇4度を誇る名門との提携は、レッズのブランド価値向上の証しでもあった。だがフィンケ体制の今季、リーグ戦は8位低迷し、天皇杯は北信越リーグのアマチーム松本山雅に完敗。2年連続無冠が決定的で、平均観客数も約5000人減った。ステータスのすっかり落ちた赤い悪魔。バイエルンとの蜜月関係まで曲がり角を迎えた。
◆FCバイエルン・ミュンヘン 1900年2月27日創立。会員数13万2000人の世界屈指のドイツの名門。リーグ優勝21回。ドイツ杯14回優勝。UEFAチャンピオンズリーグ(チャンピオンズカップ)は71~72年シーズンから3連覇するなど4回優勝。代表取締役社長はかつての名選手カール・ハインツ・ルンメニゲ氏。監督はルイス・ファンハール氏。スタジアムは収容6万6000人のアリアンツアレナ。
(2009年10月16日06時02分 スポーツ報知)
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