10/15 18:40 更新
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予定より12日遅れです。佐賀県の九州電力玄海原子力発電所で15日、プルサーマル計画に使用されるMOX燃料を原子炉容器に入れる作業が開始されました。九電によりますと、玄海原発3号機では午前8時から核燃料を原子炉に入れる作業が始まりました。そして午前11時8分に1体目のMOX燃料を入れたということです。このMOX燃料は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを使った核燃料です。今回の作業では、ウラン燃料193体のおよそ3分の1を入れ替え、そのうち16体をMOX燃料に置き換える予定です。作業は当初、3日から行われる予定でしたが、佐賀県議会の反発を受けて延期されていました。国内初のプルサーマル発電は、12月上旬に営業運転が開始される予定です。