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玄海原発でMOX燃料装てん開始 |
10/15 16:06 |
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佐賀県の玄海原発でけさから、プルサーマル発電に使う燃料を装てんする作業が始まりました。
今年12月上旬にも、本格的な運転が始まる見通しです。
九州電力はけさ8時から、佐賀県玄海町の玄海原発3号機で、プルサーマル発電に使うMOX燃料の装てん作業を始めたことを明らかにしました。
MOX燃料は、使用済みの核燃料に含まれるプルトニウムを取り出して従来のウラン燃料に混ぜ、再利用するものです。
九電によると午前11時すぎに、装てんする16体の燃料集合体のうち、1体目の作業を完了したということです。
九電は当初、今月3日から装てんを始めることにしていましたが、佐賀県議会が、住民グループが提出した延期を求める請願などを、まだ審議しているとして反発したため、いったん延期していました。
装てんの開始を受けて住民グループは佐賀県庁を訪れ、すぐに中止するよう求める声明文を手渡しました。
一方、福岡市の九電本社にもさきほど、プルサーマルの実施に反対する市民団体が抗議に訪れました。
玄海原発3号機でのプルサーマルは、来月上旬から実施される予定で、12月上旬には本格運転が始まる見通しです。
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