14日午前7時50分ごろ、東京都品川区東五反田1丁目のJR五反田駅で、山手線外回りの電車(11両編成)の運転士が、線路内に男が立ち入っているのを発見した。男は保護しようとした駅員3人の顔を殴ったり、頭突きをしたりしながら線路上を逃走。約1.2キロ離れた目黒駅で取り押さえられ、暴行容疑で警視庁大崎署員に引き渡された。
JR東日本によると、この影響で同線と、隣接する埼京線、湘南新宿ラインの計30本が23〜4分遅れ、約7万6千人に影響した。
同署によると、男は千葉県君津市人見、飲食店従業員須崎兼一容疑者(20)。呼気1リットル当たり0.45ミリグラムのアルコールが検出された。調べに対し、何も答えようとしないという。