新型インフルエンザ
休日当番医またパンク 札幌市保健所、体制拡大へ調整 (10/13 12:27、10/13 16:24 更新)
患者たちであふれる市立札幌病院の1階ロビー=12日午後4時30分
新型インフルエンザが猛威を振るう中、3連休最終日の12日、小児科患者が札幌市内の休日当番病院に殺到。市立札幌病院が急きょ患者を受け入れるなど混乱が続いた。市保健所は今週末にも休日当番病院を拡大する方向で市医師会などと調整に入った。
感染拡大を受け、市医師会は10月から小児科の休日当番病院を2増の5医療機関とし、診療体制を拡大。しかし、日曜の11日と祝日の12日、5カ所の当番病院は感染者とみられる患者でパンク状態。12日には多い所で200人以上の順番待ちで、病院の外で待機する患者も出たため、市保健所の依頼で中央区の市立札幌病院が午後、小児科患者を受け入れた。
中央区の市医師会夜間急病センターにも日中の当番病院で受診できなかった患者などが詰め掛け、12日午後7時から13日午前7時までに、最近の週末より約100人多い約400人が診療を受けた。
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