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宇宙飛行士候補、工学博士 アニリール・セルカン氏(前編)宇宙発の新建築思想「インフラフリー」から見えてくるエコな暮らし

2007年7月6日

●トルコ人の子としてドイツに生まれ、イリノイ大学やドイツ・バウハウス大学で建築を学んだアニリール・セルカン氏。卒業後はプリンストン大学で数学を講じ、NASAでの研究キャリアを持ち、宇宙物理学者としても活躍している。そして、アルペンスキーのトルコ代表や、トルコ人として初の宇宙飛行士候補生という輝かしいタイトルも持つ。
●8年前から日本に活動の拠点を移し、『宇宙エレベーター』(大和書房)、『タイムマシン』(日経BP社)という日本語の著書まで持つセルカン氏の現在は、東京大学で建築構法の研究に取り組む研究者だ。研究テーマは「インフラフリー」。
●最初は宇宙ステーションの技術開発で得られた問題解決のアプローチだった「インフラフリー」の研究。それはアフリカのスラムの救済にも応用可能であり、さらには防災住宅や過疎地での暮らしの改善にもつながる――セルカン氏の話には、資源とエネルギーを有効に生かす「エコロジーの方法論」に関わる重要な示唆が含まれている。そんなインタビューの内容を、前後編の2回にわたってお届けしよう。

後編はこちらからどうぞ)

聞き手/土屋 泰一、喜多 充成、蔦林 幸子 文/喜多 充成 写真/佐藤 久

アニリール・セルカン氏
東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 助教、工学博士

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