2008年06月01日

Guest's Photo Gallery 〜2008 June〜

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〜June 2008〜

5月中にGuestbookに皆様からご投稿いただきました天体写真を掲載しています。
※お願い 撮影した画像のタイトル、あるいは対象・領域の名称を投稿時にご記入ください。画像から星雲番号を同定するのが難儀なのです・・。^^;

出目金 / asukaさん(埼玉県)
03-asuka-demekin
BORG 60ED + レデューサDG (f298mmF4.9) KissDX SEO-SP2 ISO800/10min NewATLUX + SS2KPC 気温12℃
撮影者コメント:こちらも3日の夜に出かけてきました。
比較的眠い空でしたが夜露は心配要らなかったですね。構図決めの1枚画像ですが貼っておきます。

さそり座心臓部周辺 / Fuuma-mfuk(和歌山県)
01-fuuma-antares
Canon EOS Kiss Digital N 改(UIBAR) EF 70-200mm F4 L USM 15min.×6 + 2min.×2 ISO800 WB:auto GPD + SS2000PC + QcamPro4000 + Guidemaster StellaImage5でベイヤー配列・ホット/クールピクセル除去・ダーク/フラット処理・RGB変換・デジタル現像、PhotoShopでレベル補正・トーンカーブ・AstronomyTools(MakeStarsSmaller、LocalContrastEnhancement)、NoiseNinja
撮影者コメント:先日EF70-200mmF4Lで撮ったアンタレス周辺をAstronomiyToolsとNoiseNinjaでやり直してみました。前回の処理は大人しかったので今度は少し彩度を上げました。
Blogにも書きましたが、これを大伸ばしでプリントしてみたいのですが、今のところ写真屋さんでうまくプリントできないようで・・。

マルカリアン銀河団周辺 / syoshi-さん(和歌山県)
02-syoshi-marcarian
KEQ130×585_430 AC2+3 EQ6 ガイド鏡400mm_Guidemaster KissDN_光映舎L ISO800 600s4c2モザイク COMS19℃ 護摩壇 5/3
撮影者コメント:ゴールデンウィーク後半。みなさんも遠征をされているのではないでしょうか。私もふうまさんと一緒に護摩壇へ行ってきました。ふうまさん、お疲れ様でした。
3日の夜は晴天になるとは思っていましたが、夜半ごろから気温が下がるとともに一気に夜露が降りてきました。機材はべとべとです。でも透明度は上がり、さそり座の尻尾から夏の天の川の形までしっかり見える状態が続き、うれしくなりました。
EQ6も快調に動き(実は初期設定を間違っていました。)、さそり座が出るまでの間春の銀河団を撮影しました。

M7-N6334 / syoshi-さん(和歌山県)
04-syoshi-demekin
ニコンMF180mmF2.8_3.5 EQ6 ガイド鏡400mm_Guidemaster KissDN_光映舎L ISO1600 300s4c2モザイク COMS19℃ 護摩壇 5/3
撮影者コメント:私も、ねらいは同じでさそりの尻尾の部分を撮影していました。
画像に夏の天の川が大きく入ると色が分からなくなるんですよね。もう少し肌色っぽく処理をしたかったのですが、わけが分からなくなってしまいました。
今回のモザイク処理はステライメージでピクセル情報を使ってバックとハイライトを合わせて、先にフォトショップで合成してから、トーンやレベルやと処理をしました。CPUはしんどそうでした。

彼岸花と出目金 / Fuuma-mfuk(和歌山県)
05-fuuma-demekin
Canon EOS Kiss Digital N 改(UIBAR) EF 70-200mm F4 L USM  F4 10min.×6 ISO800 GPD赤道儀 + SS2000PC(Ver.2.05) + QcamPro4000 + Guidemaster StellaImage5でベイヤー配列・ホット/クールピクセル除去・ダーク/フラット処理・RGB変換・加算・デジタル現像、PhotoShopCS3でレベル補正・トーンカーブ・AstronomyTools(MakeStarsSmaller・LocalContrastEnhancement)・NoiseNinja
撮影者コメント:皆さんこの時期はさそり周辺を注目していますね。
僕もEF70-200mmF4Lで彼岸花と出目金を撮ってみました。
やはり凄くシャープで良く写る良いレンズです。

見上げてごらん夜の星を / MIYAGIさん(沖縄県)
06-miyagi-miage
富士フイルム S5 Pro ニコンAF17mm-55 DX ED F2.8→F3.3 露出12分 ISO 200 400%ダイナミックレンジ オート タカハシTG-SD 露出後半ケンコープロソフトンA使用
撮影者コメント:これは、去年梅雨明け後6月29日に沖縄県波照間島星空観測タワー上で一般の開放時間帯午後21時頃にガイドしながらの撮影のカットです。デジタルカメラはポジのようなイラジメーションのにじみが無くシャープ過ぎて味気ないので、ケンコーのプロソフトンAを露出後半に使用しています。合間に弱いバウンスストボ。今まで見たことのない雰囲気の作品が偶然に撮影できました。カメラはフジフィルム S5 Proです。現在はニコンユーザーに全て変更してしましましたので、また梅雨明けに出かけたいと思います。

竹富島の天の川 / MIYAGIさん(沖縄県)
07-miyagi-amanogawa
富士フィルム S5 Pro ニコンAF17mm-55mm DX ED F2.8→F3.3 露出12分 ISO 200 露出後半ケンコープロトンA使用 タカハシTG-SD
撮影者コメント:これは、波照間島から移動して竹富島部落内の南側で去年撮影した天の川です。北は石垣市の光害がありますが、ここでも十分に天の川が見えます。透明度が高いので抜けの良い画像撮影可能です。その他の島のイメージ写真はその他のコーナーにいくつか添付致します。

C/2007W1 Boattini / Fuuma-mfuk(和歌山県)
08-fuuma-boattini
BORG77ED + Reducer0.85DGL Canon EOS KissDN(UIBAR) ISO800 2min×20 GPD + SS2000PC + QcamPro4000 + Guidemaster StellaImage5でベイヤー・ホット/クールピクセル除去・ダーク/フラット減算・RGB変換・彗星核基準で加算・デジタル現像 PhotoShopCS3でレベル補正・トーンカーブ・NoiseNinja / 2008/5/3 護摩壇山
撮影者コメント:5月3日にsyoshi-さんと護摩壇山に撮影に行きましたが、その目的のひとつC/2007W1 Boattini彗星です。
2分露光を20枚RAWで撮影し、ダークもフラットも処理して、彗星核基準で加算後にデジタル現像して、CS3でカラーバランスを整えましたが、デジタル現像後の画像には何やら横縞が入ってました。
バンドノイズだと思い、AstronomyToolsで消せると思って処理しようと試みましたが全く改善しません。他にもいろいろ施してみましたが、改善する気配すらありません・・何なんでしょう、この横縞は?
結局そのままNoiseNinjaをかけてみましたが、何だかバックグラウンドがまだらな印象に仕上がってしまいました。
う〜ん・・どうすればこの横縞が消えてくれるんでしょう?トーンカーブで持ち上げると斑な色が浮かび上がるばかり・・尾も浮かび上がらせることが出来ません。

大彗星と人類 / MIYAGIさん(沖縄県)
09-miyagi-comet
キャノンEos 5D EF24mm F1.4→F2 ISO 200 P2-Z赤道儀。
撮影者コメント:このマックノート彗星は2007.1.20オーストラリアパース郊外のもので90秒の露出の合間に10秒程モデルの同行の方に三脚カメラを移動して黒い厚紙で露出再開したものです。星ナビ2008年星空カレンダーのめくり最初の大彗星画像の人物の居ない方の、居る方の画像です。多くの日本人の方が見そこなって超大化けした彗星です。この日はマイナス4等級で金星並みに孔雀の尾とオーロラを合体した様な何とも言えない素晴らしい光景でした。

さそり座上部 / syoshi-さん(和歌山県)
10-syoshi-sasori
ニコン180mmEDmf ISO1600 300s4c 4モザイク CMOS19℃ 護摩壇 5/3
撮影者コメント:ゴールデンウィークに撮影しておいた田形モザイクの画像処理をしましたが、悪戦苦闘です。最近2枚だと、ステライメージのピクセル情報を使い最大値と最小値を合わせ、フォトマージュで一発でつないでくれることに気を楽にしていたのです。しかし、4枚だとそうは簡単にいかないことが分かりました。
原因はカブリのようです。フラット処理は必須ですが、護摩壇の暗い南の空だとカブラないと思い込んでいましたが、画像の上下の2枚ずつがつながらないのです。まあ、そうですよね。撮影には時間がかかっています。空の状況も変わってきますね。結局はレイヤーマスクの嵐となりました。疲れたうえ、色がわけ分からなくなりました。


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