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医療

レセプトオンライン義務化に反対の声明、日本医師会など3団体

2008年10月23日

 2011年度から医療機関に義務付けられる診療報酬明細書(レセプト)のオンライン化について、日本医師会など3団体は10月22日、義務化の撤廃を求める声明を出した。

 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の共同声明。レセプトのオンライン化義務付けは、地域の医療機関に新たな投資と負担を強い、撤退に追い込むのは明らかだとしている。日本医師会が行った調査では、8.6%の医療機関がこのまま義務化が始まれは「廃院するしかない」と回答したという。

 3団体は併せて、医療におけるITの活用は、医療の品質向上や安全に資するものでなくてはならないとの認識を示し、国はこれらをかんがみずレセプトをオンラインに限定しようとしていると批判した。

■関連情報
・日本医師会のWebサイト http://www.med.or.jp/

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