先日、平城宮跡の東院庭園で開かれた「東院庭園観月会」を取材した。宴会や儀式を催したという古代の庭園を復元した同庭園では、約200個の灯火が舞台を囲み、夜空には半月が浮かんだ。幻想的な雰囲気の中、尺八やオカリナなどの美しい音色が響き、まるでタイムスリップしたかのような心地よさに浸った。
これは「平城遷都1300年祭100日前イベント」の一つ。11月4日まで118のイベントが県内各地で催される。
観月会では天平衣装のスタッフが当時のお茶を再現した天平茶を参加者に振る舞うなど、もてなしの心も感じた。日常を忘れて古代の雰囲気を感じられるさまざまなイベントに気軽に参加したい。(岡)
毎日新聞 2009年10月7日 地方版