日本の鳩山由紀夫首相の夫人、幸さんが20日、東京の六本木ヒルズで開かれた「日韓交流おまつり」の開幕式に出席し、韓国に対する深い愛情を示した。
俳優のイ・ソジンが好きな韓流ファンとして知られる幸夫人はこの日の祝辞で、「ヨロブン・アンニョンハシムニカ。ハトヤマチョンリプイン、ミユキイムニダ。パンガプスムニダ(みなさんこんにちは。鳩山総理夫人の幸です。うれしいです)」と韓国語であいさつを始め観衆らの大きな歓呼を受けた。幸夫人は続けて日本語で「東京でこうした交流行事が開催されたのはみなさんの努力のおかげ。私も楽しもうと参加しました」と述べた。
幸夫人は「90歳になる私の母は85歳から韓国ドラマにはまっている。母はとても健康になり、そのときから韓国語の勉強を始めた」と紹介した。また夫が首相になる前の6月に民主党代表として訪韓し、李明博(イ・ミョンバク)大統領と交わした会話を伝えながら「私もこれからも韓日関係をよくするためにみなさんと力を合わせていきたい」と述べた。
この日開幕した「日韓交流おまつり」は、2005年の韓日国交正常化40周年を記念して作られたもので、これまで韓国で行事を行っていたが、今年は初めて日本で本行事が開かれた。この日の開幕式には幸夫人のほか、今回の行事の実行委員長を務める電通の成田豊最高顧問、権哲鉉(クォン・チョルヒョン)駐日大使、柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官、李相得(イ・サンドゥク)韓日議員連盟会長と議員団、金守漢(キム・スハン)韓日親善協会会長らが出席した。
開幕式に先立ち、鳳山(ボンサン)仮面踊り、韓国人と日本人で構成される「よさこいアリラン」、パフォーマンスチーム「ノリダン」など、韓国と日本の公演団390人が参加するパレードが行われた。