鳩山首相:ファッションショー出演 献金問題では表情硬く

2009年10月3日 20時16分 更新:10月3日 21時51分

子どもたちとのファッションショーに参加し、ポーズをとる鳩山首相夫妻=東京都渋谷区で2009年10月3日午後(代表撮影)
子どもたちとのファッションショーに参加し、ポーズをとる鳩山首相夫妻=東京都渋谷区で2009年10月3日午後(代表撮影)

 鳩山由紀夫首相は3日、東京・代々木で開かれた障害者によるチャリティーファッションショーに出演した。さまざまなポーズを取るノリの良さを見せる一方、別の場所で記者団に献金虚偽記載問題を聞かれると硬い表情を見せ、首相には甘辛い一日となった。

 首相は美容室で散髪してからショーに臨んだ。ステージでのいでたちはワインレッドのジャケット、白地のシャツ、黒のズボン。幸夫人とともに歩き、手を腰にあてたり、両手を前に広げるポーズを取ると観客から歓声があがった。

 終了後、記者団に「きょうのファッションのポイントは」と聞かれ、「笑顔、笑顔」と答えた首相だったが、ショーの出演前、東京・田園調布の私邸を出る際に献金問題を聞かれた時は「私の知る限りではもう話してありますから」と答えるだけだった。【狩野智彦】

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