総合

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

16年五輪:東京落選、石原氏「都知事は辞めない」 

2016年夏季五輪招致失敗後の会見に臨む(左から)日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長、石原慎太郎都知事=デンマーク・コペンハーゲン市内のホテルで2009年10月2日午後9時14分、尾籠章裕撮影
2016年夏季五輪招致失敗後の会見に臨む(左から)日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長、石原慎太郎都知事=デンマーク・コペンハーゲン市内のホテルで2009年10月2日午後9時14分、尾籠章裕撮影

 【コペンハーゲン江畑佳明】2016年夏季五輪の招致に失敗した東京招致委員会の記者会見が2日夜(日本時間3日未明)、コペンハーゲン市内のホテルで開かれ、石原慎太郎都知事は自らの進退について「これで都知事を辞めることは絶対ございません」と述べ、辞職の考えがないことを強調した。20年五輪への対応については、立候補に意欲を見せた。

 石原知事は「都政はこんなもんだけで終わるもんじゃない。(都の長期計画の)『東京10年計画』の今半ばで、せめてその半分だけでもきちっとやらないと成熟した東京にならない。これは私の責任だと思っている」と語った。石原知事は4月の定例会見で、招致が失敗した場合の進退について「勝ち方、負け方の問題。結果を見ないとわからない」と述べていた。

 一方、20年五輪に関しては「この無念、残念をかみしめて、当然先のことを考えなくてはならない。私たちが植えた新しい苗をどう育てるかを、都民、国民の皆さんと話しながら、積極的に考えていくべきだ」と述べた。

 同席した日本オリンピック委員会の竹田恒和会長は「まず今回の敗因を十分分析する必要がある。その上で慎重に検討したい。今ここで、いつどういう形でというのは申し上げられない」と慎重な姿勢を崩さなかった。

毎日新聞 2009年10月3日 10時35分(最終更新 10月3日 10時43分)

PR情報

総合 最新記事

総合 アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド