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新型インフルで女児が急性脳炎

2009年09月30日

 宇都宮市は29日、市内に住む小学生の女児が新型インフルエンザ感染による急性脳炎(インフルエンザ脳症)を発症したと発表した。県内のインフルエンザ脳症の発症は3例目。

 保健予防課によると、女児は27日、38度台の発熱などで家の近くの診療所を受診。インフルエンザ簡易検査でA型陽性と分かり、抗インフルエンザウイルス薬のリレンザを処方され自宅療養したが、同日夕方から、意識障害やけいれんがみられたため、市内の医療機関に救急搬送した。

 同医療機関は28日、急性脳炎発生届を市保健所に提出。29日に遺伝子(PCR)検査で新型インフルエンザ陽性がわかった。女児には、ぜんそくの基礎疾患があった。

 女児は29日朝の熱が37・6度で、意識障害も軽くなり、容体も安定しているという。

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